福井県女子神職会の雛祭り神事に、当会は五人囃子に因んだ雅楽を西尾副会長(太鼓)、寺本理事(鳳笙)、吉田相談役(篳篥)、山本会長(龍笛),武曽洋理事(龍笛)、が奉仕し、また会長代理(会長は龍笛奉仕)で宮田副会長と新田監事が参列しました。
女子神職の雅やかな装束と女子ならではの奥ゆかしい作法により、祭典が鮮やかな雰囲気に包まれました。
次第では、桃の木を用いてお祓いがなされ、一拝、献饌、祝詞奏上、豊栄の舞、玉串拝礼、撤饌、一拝と執り進められました。
雛祭り神事は、雛祭りの元々の意味である国土国民の清祓と繁栄を祈念し、併せて新型コロナウィルスの収束を願うべく国家国民の安寧の祈りが込められました。
神事終了後、白酒(アルコールの入っていない麹甘酒)が直会で振る舞われ、撤饌の記念品として桃の花と雛あられを賜りました。
私達も、国土国民の安寧と国家の繁栄を祈り続け、時代の進化とともにあらわれる現代の疫癘に国力が打ち損なわれないよう国民とともに寄り添って行きたいと思います。

毛矢黒龍神社 禰宜 山本祥嗣