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福井県神道青年会(ふくいけんしんとうせいねんかい)

地久節


令和元年129日地久節

 皇后陛下のお誕生日を奉祝し福井県神道青年会により、日本赤十字病院にて雅楽の演奏を執り行った。

二年前、筆者黒田由美は地久節、笙・篳篥・龍笛の雅楽用譜面を書き起こした。

 本年の開催は4度目の事。福井県の雅楽人口は残念ながら少なく、まだ微力であるが関わっている人員は情熱的である。

本来の雅楽編成である、打物(うちもの)三鼓、鞨鼓(かっこ)、太鼓、鉦鼓(しょうこ)、吹物(ふきもの)三管、笙・篳篥・龍笛での演奏が理想的であったが、今回は叶わず、三管と太鼓のみのご披露となった。太鼓・山本祥嗣、笙・新田義和、篳篥・西尾彰浩、龍笛・黒田由美


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 病院のロビーには、時間帯的にあまり人が多くは感じられなかったが、我々が音を奏で始めると同じ空間にいらした方々は自然に脚が止まり、耳や目を向けてくださった。とても、嬉しいことである。

 雅楽の説明や楽器紹介、遠くから聴いている方も近くにいらっしゃった方も興味津々。30分ほどの短い演奏であったが、神道や皇室、雅楽の事をお伝えできた実感を得た。


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 正直なところ、もっと病院側がこの病院内でこの演奏がある事を周知してくだされば、もっと多くの方に、地久節をお祝いすることの大切さをお伝えできたかもしれない。

 その後、黒龍神社に移動し奉祝祭を斎行。

山本青年会会長の奏上する祝詞は、ご参列頂いた一般の方の心へも深く届いた事と感じた。「地久節ということを今日初めて知った」とおっしゃる方もいらしたが、それこそ我々神道の啓蒙活動の一つであると実感した。


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 山本青年会会長の提案で日赤病院では叶わなかった「君が代」の演奏。唱和。龍笛の演奏のみの伴奏であったが、我ながら良い出来ばえであった。素晴らしい彌榮を参列者と共に味わうことが出来た。


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宮田京 元会長の発案から、始めたことだがこれからの課題はまだまだ多く気付きの多い地久節である。

課題を先送りせず、一歩一歩着実に歩みを進めて行き福井県神道青年会の看板事業の一つになることを願う。

地久節の苗を植え、芽が出てきたと実感した。


柴田神社権禰宜 黒田由美


by fukuishinsei | 2019-12-27 13:39 | 活動の報告 | Comments(0)