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福井県神道青年会(ふくいけんしんとうせいねんかい)

平成30年 神道青年全国協議会主催による夏期セミナー

2018829()30() 神道青年全国協議会主催による夏期セミナー

「転換期に立つ我ら ~世論を喚起するために~」をテーマに、会場は熱く盛り上がっていました。


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初日

第一講、小國神社宮司・神道政治連盟会長、打田文博先生のお話からは、目の覚めるような喚起するお話を頂き、一つ目の講義からテーマの通り「転換期に立つ我ら」の自覚をしっかりと呼び起こさせられました。それぞれのお宮において、自然な形で心からお祝いできる「心」を私たちは、今から、これから、十分に伝えといてゆかなければならない立場であることを導いて下さる内容でした。


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第二講、神道政治連盟首席製作委員、田尾憲男先生のお話は「国体」を、見直し日本国民の心を見つめなおし、また我らがその手本になるべく神社界になっていかねばならない事を、お教えいただきました。


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第三講、國學院大學名誉教授、大原康男先生のお話は、今上陛下における有識者会議などで実際にご意見を発せられている、生のお話。それは、この平成三十年を向かえ、一人ひとりの思いと方向性を見極めて日本国、日本国民が一丸となって御世替りを慶び迎えられる心を育てていかなければいけないと感じることが出来ました。初日の講義はここまで、どの講義も大変身になるお話でした。とても現実的な身近なお話を伺うことができました。


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二日目

第四講、日本政策研究センター代表、伊藤哲夫先生のお話は、憲法改正の正しき理解を深め、一部の偏ったメディア報道には流されないようしっかりと知識を頂きました。伊藤先生から頂いた資料は、私は大変興味深く拝見いたしました。ポツダム宣言受諾より大日本帝国憲法から日本国憲法へ変換時に、どれだけ日本が抑圧されて国民の意識を押さえ込まれ、「心」を封じ込められてきたか。お話を伺っていて胸が苦しくなるような想いでした。正しく、憲法を理解し、正しく自分の意見をもって憲法改正に向き合える心を育んでゆける環境を、神社会は担っているということを、改めて気づかされる、大変深い内容でありました。個人的にも第四講を一番楽しみにしており、得るものが多かった講義を受けることができました。


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二度目のセミナー参加でありましたが、企画も講師の方々も素晴らしい内容で、有意義な二日間を過ごすことができました。全国から集まる神職がこの思いを各地に持ち帰り、氏子崇敬者ならびに参拝者、神社関係者にお伝えするべく役割も重要課題であることの責任を、深く感じた夏期セミナーでした。

セミナー終了後に、参加者の女子神職は、神道青年全国協議会の佐野会長と座談会が設けられました。女子神職からの目線、意見、などの交換をし、当初はみなほぼ初対面で緊張していましたが、徐々に空気に慣れて各地における女子神職の活躍や苦悩、苦労を伺うことができました。また、これをきっかけにもっと深く話し合いたいですね!!という挨拶で皆さんと別れました。


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また、講義終了後に山谷えりこ先生のご好意により、私たちは自民党本部、ならびに国会の見学をさせて頂きました。お忙しい山谷先生は安倍総理との重要な会議の途中にも、私たちを暖かくお迎えくださり、秘書の渡辺さんを主にご案内頂き、自民党本部では「総裁席」に座らせて頂き、各自記念撮影などもさせて頂いた。山谷先生にはますますご活躍頂き、我ら福井県神道青年会もお力添えをして参りたいと強く感じました。


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柴田神社 権禰宜 黒田由美


by fukuishinsei | 2018-09-13 15:26 | 活動の報告