2015年 10月 20日
福井神青創立65周年記念記念酒献納事業 抜穂祭

祭典終了の後、会員が白張姿となって自らが手植えを行った稲穂を刈り取りました。また、稲刈りを始める前に、斎主の新田副会長の先導にて「御製奉唱」を行いました。御製は今年の歌会始において天皇陛下がお詠みになられた御製です。

『夕やみの せまる田に入り 稔りたる 稲の根本に 鎌をあてがふ』
会員全員で御製を奉唱してから水田に入りました。お酒は稲穂が稔らなければ造ることはできません。古来より稲穂は最も大切なものであり、神前にお供えする場合も必ず一番上位にお供えします。天孫降臨の際に、瓊瓊杵命が天照大御神から高天原の稲穂を日本の国土に植えて豊かな国にしなさいという「斎庭の稲穂の神勅」を伝えられます。それは我が国の稲作文化の始まりとともに、我々の祖先が稲穂を大切にしていたことがわかります。

立派に育った稲穂の収穫を神々に感謝し、無事に神酒が完成しますよう、また、ご協力頂いた吉田酒造有限会社の皆様に感謝をこめて、抜穂祭、稲穂の刈り取りを行いました。
また、抜穂を11/2の福井県護国神社臨時奉幣大祭並びに秋季例大祭新嘗祭に懸税として奉納します。

【通信員 氣比神社 禰宜 角鹿尚文】

