2014年 04月 26日
和歌についての勉強会

和歌といえば、短歌であることがほとんどであるが、和歌には短歌以外にも長歌・旋頭歌・仏足石歌がある。その中で短歌は五・七・五・七・七の三十一文字という短い文字数で情景を表す歌であり、上代より最も盛んに歌われ、古事記といった神道古典にも見られる。
上代から現在に至るまでその技法は日本の伝統また文学として継承されている。
神職にとって「やまとことば」で作られる和歌は、祝詞に通じる所が多く、祝詞の教養を深めるうえでは避けては通ることができない道であるので、改めて今回の勉強会において和歌についての基本を学ぶことはとてもよき機会であると思われる。
神代より 受け継ぎ来たる 我が国の 敷島の道 集いて学ばむ
【氣比神社 禰宜 角鹿尚文】

