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福井県神道青年会(ふくいけんしんとうせいねんかい)

 3月24日(水)ホテルフジタ福井葵の間において平成21年度福井県神道青年会総会が行われました。22名が参加。
 平成21年度の事業報告・収支決算報告・各担当報告と一年間を振り返る報告が続き、その後に次年度の事業・収支予算・記念事業の案が挙がりました。
 次年度は当会設立60周年に当たり、記念の式典や練成会の実施・記念誌の発刊などが事業として予定されており、本県においての中央研修会もありで、多忙な一年になることが予測されます。福井県神道青年会一同、一丸となり各種事業に向かう心積もりを固める総会となりました。
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(総会終了後に撮影した集合写真です。
本年度、神道青年全国協議会より頂きました最優秀事業賞の賞状とともに)

【広報委員 松村典尚】
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by fukuishinsei | 2010-03-25 17:13 | 活動の報告 | Comments(0)

 3月16日(火)・17日(水)の二日にわたり、宮城県仙台市内において平成21年度神道青年全国協議会中央研修会が行われました。我が福井神青からは13名が参加。
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 テーマは「己の一分」。八木秀次先生・藤原正彦先生・舞の海秀平先生の三人の講師の先生をお迎えし、テーマに沿った講義を拝聴いたしました。教育勅語・修身の教育が行われていた戦前から知識偏重の教育がなされる戦後に変わり、道徳教育の見直しを求められている時代になったことや、日本人が元来持つ美的感覚や生き方としての美意識を再確認すべきこと、そして大相撲の世界で生きてこられた先生ならではの美しいものの考え方を窺い知ることが出来ました。今回の研修を通じて、参加者はそれぞれが己の一分というべき、自身の中の守るべき大切な一分を見詰め直す切っ掛けになったのではないかと考えました。同時に、この研修を支えて来られた東北人の温かい心持も会場の雰囲気から感ずることが出来、安心しつつ無事に研修を終えることが出来ました。
 次年度の中央研修会では、いよいよ本県が会場となります。今回、我々を迎えてくれた宮城県や東北の神青の方々に対して恥ずかしくないように、次年度の開催を準備したいと、決意を新たにした想いです。
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 全国の皆様、来年三月は福井県で開かれる中央研修会に是非お越しください。心よりお待ち申し上げます。
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【広報委員 松村典尚】
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by fukuishinsei | 2010-03-18 12:11 | 活動の報告 | Comments(0)

 昨年の神青ブログを見返してみて、「書籍紹介」の記事があったことを思い出した。
 そう言えば、本年度は「書籍紹介」をしていないと思い至り、それならと少ししてみようと思う。
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 年々読書量が減ってしまい、昨年もそれ程、読書をしていない。それでも、振り返ってみて、昨年印象に残った本が数冊ある。その一冊が、この『精霊の王』である。
 作者の中沢新一は、今更紹介するまでもなく有名な人類学者・思想家であり、数冊の書籍を上梓している。しかしながら個人的に、読まなければならないと思いながらも、十年ほど前に『日本人は思想したか』(吉本隆明と梅原猛と中沢新一、三人での対談形式の書籍)を読んだだけで、或る意味『精霊の王』が初めての一冊といっても良い。
 では『精霊の王』の内容とは? 個人的な読解力に頼れば……日本において様々な神が祀られているが、それらの神々の更に奥に「後戸の神」とも呼ばれる原始的で古層の神が存在するのではないかという内容である。その神は「宿神」「石神」でもあり、中世でも国家の体系的な神道とは別に、各人の職業や技芸ごとの神として祀られてきた。また村の中心的な社ではなく、祠のようなところで祀られるのもこの神である。
 本書では能の大家・世阿弥の娘婿の金春禅竹が記した『明宿集』を糸口に、猿楽の「翁」こそ宿神であり、そこから長い歴史の中で忘れ去られつつある古層の神の姿を照らし出そうとしている。
 扱う内容が太古の神の話なので明確な真実には行き当たらないかもしれないし、難しい部分もあったが、非常に興味深くこの一冊を読む事が出来た。
 そこで、今回は中沢新一著の『精霊の王』を紹介させていただいた。

【広報委員 松村典尚】
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by fukuishinsei | 2010-03-11 18:22 | それ知っとこ! | Comments(0)