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福井県神道青年会(ふくいけんしんとうせいねんかい)

神青協夏期セミナー

 8月26~28日の3日間、國學院大學にて神道青年全国協議会主催による『私たちの憲法を作らう』~憲法の基礎となるべき神道精神について考える~と題した3日間に及ぶ夏期セミナーに3名の会員が参加致しました。
 初日は大原康男国学院大学教授が「神社界と憲法改正-現憲法を読み直す」について講演。憲法改正の前提として、日本国憲法の問題点を解説されました。
稲田朋美衆議院議員は、弁護士時代に携わった靖国訴訟を中心に講演され。小泉純一郎元首相の靖国参拝について、すべての裁判所で原告の請求が棄却されたが、裁判官が主文と異なる意見をいわゆる「蛇足判決」で表明したことを問題視され、被告が上告できない仕組みのため「晴らせない濡れ衣」ではないかと指摘されました。
 二日目は百地章日本大学教授が「帝国憲法と現憲法の相違点-国柄の観点を中心に」で登壇。 現行憲法最大の問題は国家不在の点にあると指摘され。国家には「国民共同体としての国家(nation)」と「権力機構としての国家=政府(state)」があり、帝国憲法は、前者の立場に立つ国家有機体説を採り、現行憲法は後者に依拠する社会契約説であると説明されました。田尾憲男神道政治連盟主席政策委員は「日本国らしい憲法を目指して」について講演され「憲法の罪穢れを祓い、清らかな日本の国体に基づいた憲法に持っていきたい」と語られ、斯界の尖兵となる我々青年神職への期待を表明されました。
また、今回の目玉でもある分科会に際し、「神道精神を盛り込んだ大綱案を作成して欲しい」と強く述べられました。また、その後の分科会では、15名程が一つのグループとなり、各分科会のテーマに関して、想いの節や多くの経験などをメンバーが持ち寄り、意見・議論し合い、様々な事例を基にまとめ上げる事が出来ました。

 憲法という名にすくんではいけない。今こそ強固なる神道精神・考えを持って進まなければならないと、深く心に刻んだ研修会でありました。また、同時に、分科会という新しいスタイルの中、普段使わない頭をフルに活用した研修会でもありました。
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【事務局長 松田典起】
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by fukuishinsei | 2008-09-03 13:45 | 活動の報告 | Comments(0)