ブログトップ

福井県神道青年会(ふくいけんしんとうせいねんかい)

平成28年度神道青年全国協議会の夏期セミナー

平成28年度神道青年全国協議会の夏期セミナーが8月29日~30日にかけて、神社本庁で開催され、当会より宮田会長を始め5名が参加しました。
f0136366_22152560.jpg


今年は「人づくりは国づくり~愛と感動の青年神職~」の主題のもと、第1講はヴィジョナリー・ジャパン 代表取締役の鎌田洋先生の講師より「ディズニーに学ぶ人づくり」と題し、昭和57年に株式会社オリエンタルランドに入社し、東京ディズニーランドでトレーナー兼スーパーバイザーとしてスタッフの育成にあたり、そのご経験に基づいた「人を喜ばせること」へのビジネスの極限までのあり方をお聞きすることができました。鎌田先生は冒頭、「先ほどの開講式の君が代、本当久しぶりに素晴らしい国歌斉唱を聞きました。私は今清々しく、とても気持ち良いです。」と言葉を発しました。この「清々しい・気持ち良い」という与える感覚を絶えず神社も探求維持し意識を持つことが大切であると感じました。それには、「喜んでくれる」ためへの徹底した並々ならぬ企業努力と、スタッフすべてがそのモチベーションを共有させる、この資質を我々神職も日々の神明奉仕において意識しなければいけない分野であると感じました。
f0136366_2016342.jpg

第2講は人とホスピタリティ研究所所長の高野登先生に「おもてなしへの原点回帰~何を以って、何を為すのか~」と題して、プリンスホテルスクール第1期卒業生として、又米国の数々のホテル勤務やリッツ・カールトン日本支社開設に携わられたご経験をもとにご講演を賜りました。「以って為す」は想いや熱意だけではダメ、自分が思うことを自分以外に伝えるためにはまず自分で行動し、伝えたい相手に500回でも1000回語ることが大切であり、同時に理解してもらうためにはどう伝えるかを意識していなければならないし、伝えるための仮設力を養うことが大事であると教えて頂きました。
f0136366_20185256.jpg

第3講では、小西美術工藝社代表取締役社長のデービッド・アトキンソン先生に「文化財との付き合い方~神社を次の世代へ伝へる為に!~」と題して、アナリストとして日本の経済を分析したご経験をもとに、今の日本の経済や人口減少問題の現状を踏まえて神社の参拝者の向上と経済的に安定した経営が行える為へのアドバイスを賜りました。今の神社を参拝しても神社の由緒や建築物の説明をする神職が大半であるが参拝者や観光客が聞きたい神主さんからの話というのは、例えばその神社にまつわる或いは宝物に係わる歴史的事件や背景や物語などを知りたいと思っていることは事実である。そういうアピールする力や技量、方法を研究し、それが音声ガイドなどを使うのもひとつの手段として取り入れることが望ましいと語られました。
f0136366_2021177.jpg

今回の研修の講義には、我々が我々の今の課題を的確にお示し頂いたとても有り難い内容でした。神職の仕事における課題はこれだけではありませんが、今言われたことをひとつずつ少しずつ実践に移していきたいと思います。
今回の研修に参加できたことを心から感謝申し上げます。 
【福井県神道青年会事務局長 毛谷黒龍神社 禰宜 山本祥嗣】
[PR]
by fukuishinsei | 2016-08-30 19:58 | 活動の報告 | Comments(0)