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福井県神道青年会(ふくいけんしんとうせいねんかい)

復興支援活動

7月25日(水)、北陸神道青年協議会で実施された宮城県石巻市に鎮座する金華山黄金山神社での復興支援活動に、福井県神道青年会からは会員8名(吉田・糟谷・坪田・松田・桑原・宮田・伊藤・角鹿)が参加してまいりました。
 前日24日の午後5時に福井県護国神社に集合して、2台の車で出発。北陸道・磐越道・東北道を経て、深夜に宮城県仙台市に到着し市内にて一泊しました。
25日は早朝に出発し、集合場所の石巻市鮎川港に向かいました。その道中、沿岸部では東日本大震災の被害を目の当たりにしました。沿岸部の建物は地震・津波によって倒壊、また、流されて破壊された建物が多く目立ち、学校の校庭には多くの瓦礫が山積みとなっており、一年以上経った現在も無残な状態でありました。私自身被災地に入ったのは初めてであり、地震・津波に恐ろしさと悲惨さを改めて実感しました。
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 鮎川港には7時15分に集合予定で、石川県・富山県・新潟県の神道青年会の方々と合流しました。そこからは海上タクシーに乗船して金華山へ上陸しました。金華山も被害は多く見られ、道路の崩落や灯篭が倒壊、さらに、金華山黄金山神社の参集殿などの建物も至る所に地震によるものと思われるひびなどが見られました。
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 そして到着後、金華山黄金山神社の神職さんの指示のもと、神社施設の瓦礫撤去及び復旧作業を開始しました。本来は上下段になっているダムの上段のダムに溜まった土砂の撤去作業をする予定だったようですが、前日に雨が降ったことで水が溜まってしまい、排水が完了していないことから作業は、土砂によって埋まってしまった上段のダムと下段ダムを結ぶ溝?の復旧作業となり、シャベルで土砂を掘り、土嚢袋に詰めて土砂の撤去砂上を始めました。午前11時ぐらいからポツポツとまた雨が降り出したので、参集殿に戻ってお昼となりました。
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 午後は12時から参集殿の清掃作業を始めました。この参集殿は宿泊の施設にもなっており、地震による土煙などによって汚れた窓の清掃などを中心に作業しました。作業は午後3時前ぐらいに終え、再び海上タクシーに乗車して金華山をあとにしました。
 その後は仙台市内で一泊して、次の日の26日朝に、福井に向かって出発し、午後6時過ぎぐらいに福井県護国神社へと帰ってきました。
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 今回の復旧作業は午前8時から午後3時のだいたい7時間という非常に短い時間でした。思うところ復旧にはまだまだ時間を要するであろうと思います。しかし、今回初めて震災の復旧作業に参加して、また、初めて被災地入りをして、現地の現状・悲惨さは被災地に行って見なければ分からないものと痛感する次第です。さらに、行き来に目の当たりにした石巻市の様子、地震・津波によって破壊された町の再興にもまだまだ時間を要すると思われます。
 日本は地震の多い国であり、昔から大きな地震が何度も起こっています。その都度、大きな被害を祖先たちは受けてきました。しかし、我々の祖先たちは日本を離れることなく、復興を成し遂げてきました。
 今回の未曾有の大地震とも言える東日本大震災も必ず復興できるはずです。一日も早い被災地の復興を心から祈ります。

【気比神社 禰宜 角鹿尚文】
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by fukuishinsei | 2012-08-06 16:41 | 活動の報告 | Comments(0)