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福井県神道青年会(ふくいけんしんとうせいねんかい)

平成21年度神青協秋期セミナー

神道青年全国協議会主催による、平成21年度神青協秋期セミナーが神社本庁(東京・代々木)で開催されました。
『主題 「生成期の現代神道」~生命倫理と現代神道~ 』を研修テーマに、
全国の青年神職の先駆派約80名が研鑚に勤しみ、國中に膿まれる世情なる問題に立ち向かい天地悠久の大道の一進を担うべくして、参加総員崇高なる精神をいよいよ発揮せられることとなりました。
 研修の趣旨として、本研修は人類の永遠の命題である人間の生死・霊魂に関はる事柄について、世界の殆どの諸宗教がこれに重きを置いていることが伺えるが、現代の医療技術の急速な発達により体外受精、臓器移植等の神から授かった体内のみたま(脳や内臓)を物体そのものとして延命処理優先型を進められるようになり、古来より受け継いできた死生観や霊魂観は根底から崩れつつある現状にあります。先の国会において脳死を以て死とする臓器移植法改正案が成立し、国内外の宗教界各々はそれに対しての明確な意思表示と行動をとろうとしましたが、我々神道人は死語の教理について弱点ともいえる分野であってこの現状にいまだ意志の方向性を示すことができず議論することさえも避け続けているが故、我ら青年神職は歴史観や宗教観を礎に日本民族が大切に守り伝えてきた祖先から受け継がれる心の道徳の道筋からぶれることなく、柔軟な発想を以て神道神学の立場から生命倫理を纏う諸問題をどのように考察し理解が示せるのか、この問題提起に一石を投じられる勉強会であったと感じます。
 第一講「臓器移植と現代神道」小林威朗先生(國學院大學研究開発推進機構研究補助員)
第二講 討論「命の尊厳と生命の定義について」発題者 神道青年全国協議会会長 春木秀紀氏、上地八幡宮宮司 大須賀久人氏 /コメンテーター 第一講講師 小林威朗先生、神社本庁総合研究部長 井澤正裕先生 /司会 神道青年全国協議会副会長 乙黒 洋氏、
第三講「神信仰と現代神道~荒魂考~」 中野裕三先生(國學院大學研究開発推進機構特別専任講師)

以上の三講を以て研鑚し、参加した青年神職それぞれのなかに、日々の神明奉仕を勤しみながら自分の意志意向を確立していく課題を植え付けることができたのではないかと思われます。
日記では書き表せられない部分、次回福井神青の役員会にて「伝える」ということができれば幸いと存じます。

「赤ちゃんポスト」などによって捨てられた子供がどのように育てられどこでどのようにして内蔵を売買されるのか、こういった起こりうる問題もはらんでいる世情、脳死判定等の死の審判について容易く受け入れることはできないが、臓器移植や体外受精が誠世のため人のためであり、躰の一部分を授かったことによって本当に救われる命があるとうことも容易く放っては措けないように思います。

※健康保健証の裏面、皆さんならばどの場面でどのような理由でチェックを入れるのでしょう?


福井神青 山本
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by fukuishinsei | 2009-10-16 07:39 | Comments(0)