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福井県神道青年会(ふくいけんしんとうせいねんかい)

書籍紹介『白洲次郎 占領を背負った背負った男』

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この本は、白洲次郎の半生を綴った評伝で、最近文庫本として刊行されたものです。昨今の白洲ブームの火付け役ともいえるものです(だそうです)。白洲といえばその風貌と経歴から稀代のダンディとして知られていますが、敗戦後、吉田茂の右腕として対GHQ交渉に従事し、憲法改正にも深く関与した人物であることを忘れてはなりません。「プリンシプル」(生き方の原則)を突き通す白洲の生き方、伝説的なエピソードの数々を通して、戦後GHQの占領政策とはなんだったのか?その功罪が浮き彫りになります。特に憲法改正を巡って繰り広げられる日本側とGHQとのやり取りを記した部分は圧巻です。上下巻でぶ厚い本ですが、わりに読みやすい本だと思いますので、お正月疲れの息抜きにどうぞ。(北康利 講談社文庫 2008年12月刊行)
【渉外広報委員会 宮田 京】
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by fukuishinsei | 2009-01-19 14:06 | Comments(0)